11月10日(火曜日)、東京都の多摩地域西部にある檜原村立檜原中学校において空手道体験授業が行われました。
この体験授業は、東京都におけるオリンピック・パラリンピック教育として、2021年に延期された東京オリンピック種目である空手道を通じて、生徒たちのスポーツへの理解を深めることなどを目的に檜原中学校が企画、全日本空手道連盟及び東京都空手道連盟が中学校での空手道授業普及推進の一環として協力しました。
授業には生徒22名と教職員が参加。最初に、森田賢次講師(東京都空手道連盟理事・中学校武道担当)が、「空手道」の歴史や特性、礼法などをわかりやすく語りました。
その後は、関根美子講師(東京都空手道連盟理事・中学校武道担当)と国士舘大学空手道部OBの佐藤競・片山由冴・関根斗夢の3選手指導のもと、礼法・立ち方・攻撃技(主に正拳突き)・受け技(主に上段受け・下段受け)・蹴り技、移動基本と進み、次に3選手が団体形デモンストレーション演武を行いました。最後には、再び全員で平安二段(糸東流)の形を練習しました。
生徒は、練習に真面目に取り組み、突きや受け技を体験した後には、できたという達成感で満足した様子が見られました。
今回は、新型コロナウイルス感染対策のために、檜原中を訪問した関係者はみな2週間分の検温記録と健康チェックシートを提出。
授業中は、講師・生徒・教職員はマスクを着用しました。
今井潔・東京都空手道連盟常務理事の挨拶(左から2番目)、右隣は日下修次・全日本空手道連盟事務局長
森田賢次講師による空手道の基本知識の説明
関根美子講師による立ち方の指導